旅から旅へすべてが日常。Eurツアー2016
こんにちわ。
残暑お見舞い申し上げます。
わたくしは、6月末の田植えを終えて、一息ついて、ほっとして。
日本を出ました。
6月末から8月頭まで1ヶ月と少しの、ヨーロッパツアー。
イベント詳細などは、FaceBookの木歌ページでもご確認いただけますので、日々のアップデートをこちらでごらんいただければ幸いです。
https://www.facebook.com/MoccaNew/
今回は
ドイツ :ベルリン
フランス :パリ
オランダ:アムステルダム
ノルウエー:アーレンダル
で、Liveと声と呼吸のワークショップを行いに行きました。
とても素敵な出会いと、多くの方々のご声援と支えによって、素晴らしい時間を共有できました。ありがとうございます。
毎日23時ごろに日が落ちる。不思議な感覚でした。夏を思う存分楽しんでいるヨーロッパの人々、それは生きることそのものを楽しんでいる姿でした。
日本の湿気が多い夏とは、別物のカラリとした空気の夏。
アジアの夏が暑すぎて息苦しくなってしまう私にとっては、ぴったりの気候。
どこも同じように感じたのは、「石」の文化。
日本は、木材家屋によって培われてきた文化背景がありますが、石の文化はやはり長い。
ライブさせていただいた場所や、ワークショップを行ったStudioもどこも軽く100年越えの建物で、その響きは、実に深く複雑で、歴史を感じました。
たくさんの、記憶ごと、声とともに、跳ね返ってくるような。
そんな重厚感のある響きでした。
そして、自然の姿を良しとしてきた日本とは、比べ物にならないほどのデザイン力をいたるところで感じました。
どことっても、おしゃれ。。。=ポスター、窓、店の一角、街の粗大ごみ、何につけても、、美学がある。
そして、フランスで感じたのは、シュールリアリズムが、日本っぽさ。
日本の掛け軸の余白を楽しむような、ワビサビと同じようだということ。
だから、惹かれ合うんだ、、と納得しました。
大好きな教会でもSingingテロ!と題し、いろんな国の教会で歌ってきました。
ときに、誰かが踊りだしたり、すばらしい賛辞を送っていただけたり。
管理人の方がノリノリで、パイプオルガンまで弾いてくださったり。
素敵なハプニングが続出でした。
歌声は、はるか彼方。
すべてのDNAに訴えかけることができることを、実感して帰って来ました。
連日、Liveにこぞって遊びに来てくれたり、歌声を聴いて、急遽ライブを組んで下さったり。
様々な人種の、様々な年齢層の、様々な職業の方々の、心の奥深く、はるか彼方に触れるような、そんな歌が歌えた気がします。
反応はざまざまでしたが、「UNIQUE!! 」こんなの、始めて!聞いたことない!みたことない!
それこそが、最大の賛辞の言葉であることを、教えてもらいました。
この糧を大事にして、また、歌い、日々精進させていただきます。
古い文化背景を持ちながら、近代文明化を進めてきた、日本とヨーロッパの共通点は多く、シェアできる文化や感覚、学び合えることが、たくさんあることに気づけたことは、今後の活動の中で生きてくると思います。
私たち日本人が無意識でやってきたことを、早くから意識化して学ぼうとしてきた、ヨーロッパの人たち。(気や呼吸など、)
そして、今、意識化して自分でどう感じるか自分はどうやるか?に面白さを発見している日本人にとってそこには学ぶべき進化の過程がいっぱい。(今の日本は専門家にやってもらうんではなく、専門家から学ぶワークショップやDIYが当たり前に!)
そして、そうゆう時代の中で私もどうして自分が歌えるのか?
意識化することができるようになったから、シェアできるようになってきました。
そして、それは、
ヨーロッパの人々が大切にしている「Life is Beautiful.」
を実現するための方法。
今一度、意識を変えるだけで、日本での生活も変わって見えてきました。
どこにいても、新鮮な気持ちです。
ベルリン在住のDidiさんのOh Yhea Redioベルリンに出演させていただきました。
教会で、歌う映像もありますので、面白おかしく聞いてください。
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